法人の紹介

財団法人佐野美術館(2010.04.01更新)

●沿革
 昭和41年開館。佐野隆一が長年にわたって収集した東洋古美術品を、喜寿を迎えた記念に公開するため、郷里三島市に財団法人佐野美術館を設立しました。また、同敷地内の回遊式庭園を持つ隆泉苑は、隆一が両親の隠居地として造成した書院と数寄屋造りの木造建築で、平成9年に国の登録文化財に認定されました。
 特に国宝の薙刀をはじめとする日本刀の名品が多く(国宝1点・重文8点)、大日如来像(木造・重文)、青銅器、陶磁器、金銅仏、古鏡、古写経、日本画、能面、装身具などを中心に東洋の古美術資料約3,000点が、それぞれ系統だてて収蔵されています。また昭和41年7月22日には登録博物館として認可され、平成8年12月26日には公開承認施設としても認可されました。

佐野美術館外観

●創立者・佐野隆一(1889−1977)
 創立者佐野隆一は三島市に生まれ育ち、上京して蔵前高等工業学校(現東京工業大学)を卒業後願c興社を興し、化学工業の先覚者として近代日本の発展に多くの貢献をしました。隆一は故郷三島をこよなく愛し、湧水豊かなこの地に日本庭園を、さらに隣接して美術館を築造しました。そして長い間収集した各種の美術品ともども、広く市民に活用されることを願って財団法人佐野美術館に寄贈しました。
 三島市は隆一に名誉市民の称号を贈りその功績を称えました。佐野美術館は市民の憩いの場となっています。

 

●事業・実績
 毎年7〜8本の様々な分野の特別展を企画開催、また、一般及び小中学生向けの公開講座や出版、教育普及事業を展開しています。平成16年12月には、佐野美術館のこれからのあるべき姿について、市民の皆様のご意見をもいただき、「佐野美術館基本構想」として、以下の五つの基本コンセプトとこれを実現するための具体的な方策を策定し、これに基づき皆様により親しまれる美術館づくりを進めています。
「佐野美術館基本構想五ヵ条」
1 地域と共に歩むみんなの美術館
2 刀については世界に誇れる美術館
3 街と一体になった美術館
4 緑と水と一体になった癒しの美術館
5 広域に魅力を発する美術館

隆泉苑の回遊式庭園

●トピックス
 創立40年(平成18年)を機に建物の耐震性やバリアフリーに配慮した、安心安全なすべての人に優しい美術館を目指し、改築を行い、車椅子用スロープ、多目的トイレ、エレベーター等も設置し、体の不自由な方にも楽しんでいただけるような施設としました。

財団法人佐野美術館事務局長・山本良晴)


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